2023年第1回展
NST新潟総合テレビ開局55周年記念
 駒形コレクションで巡る世界遺産
―平山郁夫作品を中心に―

2023年4月1日(土)~6月25日(日)

2022年展示風景より 平山郁夫《西都長安大街》 《天壇北京》

 

駒形十吉記念美術館2023年第1回展は、NST開局55周年記念として新潟市新津美術館と連携した企画展です。
佐渡の世界遺産登録の機運の高まる近年、当館コレクションで世界遺産を巡る作品展を企画いたしました。特に平山郁夫氏は若い頃から多くの遺跡を巡り作品にし、晩年はユネスコ親善大使・世界遺産担当特別顧問、文化財赤十字活動を提唱する文化財保護・芸術研究助成財団の理事長などを歴任し修復、保存に尽力しました。
平山の最初の海外は、1962~3年ユネスコのフェローシップ奨学金でのヨーロッパ留学です。ヨーロッパ各国の美術館を訪ねその国の文化に触れます。そこで感じたのが日本、そして東アジア文化との比較でした。
彼は、行先を西アジア、東アジアへと移しさらに旅を続けます。その時訪ねた遺跡、そこに暮らす人々を描いた作品は愛情に溢れています。
平山氏だけでなく様々な作家の描いた遺産から歴史の重み、次世代へ遺すことの大切さをもう一度見つめ直したいと思います。

作品リスト

【連携企画展のご案内】

本展は、NST新潟総合テレビ開局55周年を記念して新潟市新津美術館との連携企画となっております。
当館(駒形十吉記念美術館)の半券をお持ちの方は、新津美術館の「平山郁夫が描く 世界遺産展」の入館が団体料金でご覧いただけます。

新潟市新津美術館

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