駒形十吉没後20年  -駒形コレクションを辿る 1-【後期】

2019年6月8日(土)~9月1日(日)
※休館日 毎週月曜日 月曜日が祝日の場合は翌日

作品入れ替え期間 9月2日(月)~9月13日(金)
駒形十吉没後20年の今年、氏のコレクションの変遷を辿ります。
駒形十吉は、味噌醤油醸造業の10番目3男として生まれました。
若いころは病弱で、旧制高校を病気で中退しています。
駒形の家は、画家が出入りする家でもあったことから早くから作家との繋がりがあり、また仲間にも恵まれ30代には風羅会という美術愛好グループで研鑽を積み美術に親しんでいます。実業家となってからは系統的に作品を蒐集、現代美術に至る大光コレクションを築きます。
さらに晩年は若い作家たちを育てました。

平山郁夫 《西都長安大街》

平山郁夫 《西都長安大街》1976

1975年6月、平山は訪中代表団に参加しました。その時のスケッチをもとに制作された作品の一つです。
シルクロードの東の終着点であった国際都市長安を幻想な群青で描いています。
駒形は、この作品が何十回を塗り重ねられて制作される過程を見ています。

加山 又造 《団扇 芙蓉》

加山 又造 《団扇 芙蓉》

西陣織の図案家であった父の仕事を見て育った加山又造は、生活全てに美しくあって欲しいと願い、陶器、着物、団扇などさまざまなものに描きました。
控えめな色使いで、涼やかに描かれた芙蓉の団扇はそれ自体も美しい作品ですが、手にとった女性をより輝かせるでしょう。

梅原龍三郎 《浅間山》 1973

梅原龍三郎 《浅間山》 1973

梅原は1953年に軽井沢にアトリエを建てると、毎年夏から秋にかけてそこで過ごしました。
ここで描かれた作品でもっとも多いのが浅間山を遠望する風景です。
この作品は、晩年の奔放な筆使いによる色鮮やかな作品となっています。
彼は、旺盛な生命力を見せつける活火山に魅せられていたようです。

作品リスト

≪展示室≫

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